知っておきたい!「部下育成」
コメディカル マネージャーの
5ミッション
☆業績向上
☆部門活性
☆部下育成
☆強化拡大
☆方針浸透
今回は部下育成について書こうと思います。
「部下育成」も部下とコミュニケーションを深めていくことではないでしょうか。
部下育成のためには、大前提に上司が指導者という眼鏡を掛けて人間観察することが必要です。
「人間観察とは部下を注意深く観察して、部下の意見を注意深く聴く」ということです。
具体的には、①相手の表情 ②相手の言動 ③相手の聴く姿勢 ④相手の声の大きさ・明るさ ⑤相手の話し方 ⑥相手の姿勢・態度(挨拶がしっかりできていないとダメ) ⑦相手の話の内容についてチェックしましょう。
これらのことを意識しながら観察を続け「良いこと」も「悪いこと」も気がついたら部下に言ってあげられる関係を作ることも必要になってきます。観察して良いことに気がついたことを褒められたら本当に"褒める"ということです。一方で、観察抜きに褒めるということは"お世辞"と同じであることは付け加えておきます。マネージャーになっていたとしても、上司からしっかり観もせず上っ面だけで評価されて、不快に思った経験があるのでないでしょうか。観もせずに褒められて、喜んでいる社会人じゃ、ちょっと痛いですけど。私もそんなときは腹の中でバカにすんなって、ムカッとしてますよ。そのような経験を思い出しながら部下に関わって欲しいのです。
「部下を注意深く観察して、部下の意見を注意深く聴き、気がついたら良いことも悪いことも言ってあげる」この繰り返しが、人間関係を強化するということになります。
ダメだと評価する部下を諦めて指導しないといこともあるのではないでしょうか…
このことは現実的にその部下が組織内に在職し続けるのであれば、相手を認めてしまうことに等しいのでよろしくありません。
良いことも悪いことを伝え続け、人間関係を構築していきましょう。
注意して部下を傷つけることもあれば、
褒めて部下を伸ばすこともできます。
嫌われるかも、傷つけるかもしれないと考えるマネージャーは、コミュニケーションを続ける気持ちがないのと同じです。
変わる勇気を持ちましょう。
マネージャーの気持ちが変わり、行動が変われば部下は変わります。それでも変わらない部下は適性な対応を取るのもありでしょう。マネージャーが、しっかり向き合った結果なのだから。それは自身のためにもなります。
最後に、
褒めるときのポイントは、
『感情よりもすべて観たままを褒める』
ようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。