知っておきたい !「戦略」(組織の五大要素)
今回のテーマは組織の五大要素の中から戦略です。
1.人間関係(基礎づくり)
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2.報告(柱を立てる)
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3.指導(柱を太く・強くする)
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4.管理(屋根を張る)
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5.戦略(屋根を大きくする)
5.日頃、戦略と戦術を混同している方も多いのですが、明確に分けて理解をしておくことからこの章を始めていきたいと思います。
前章の管理では「時間」「物」「システム」「情報」について説明しましたが、これらの管理がしっかりできていないと戦略が打てないということを理解しておかなければなりません。
問題を発見したマネージャーは、その事柄を注意深く観察し、注意深く聴く、その後は「時間」「物」「システム」「情報」をベースにした的確な管理表を活用しましょう。改善すべき事柄を点にまで絞り込めることで、戦略を打つことが可能になります。管理は現状、戦略は対策と言い換えるともっとイメージとして描きやすくなるのでしょうか。
戦略は、「アイテム」「マニュアル」「システム」の3要素に大別することが可能です。ウイークポイントを対策するために、道具が必要なのか?マニュアルで対応すべきなのか?方法の見直しなのか?という戦略が打ち立てられるはずです。
ここまで来れば次のフローは戦術です。戦術は、「アクション」「カンファレンス」「リーディング」のような流れができます。
戦術に対して、全体で行動をとるべきなのか?カンファレンスで話し合いをすべきなのか?マネージャーがリードするのか?です。
大切なことをもう一度!
マネージャーが管理するものは人ではありません。結果を管理するものでもありません。途中経過を観たり、聴いたりしながら遂行するプロセス管理をすべきです。
※マネージャーは、人間関係から戦略まで常に意識し、こだわらなければいけません。
組織の五大要素は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。