知っておきたい!「コミュニケーション」
自分の常識は他人の非常識と意識しよう
自分が普通に思っていることや感じていることは、他人にとっては普通ではないことが多いと考えましょう。
まずは自分の常識を疑ってから物事に取り組む必要があります。
結論を短い短いメッセージで伝えましょう
伝えたいことを絞り込み、短く伝えることにより、伝わりやすくなる。
※丁寧に長く伝えたつもりでも要点は伝わりません。
「褒める」と「叱る」のバランスとは⁉︎
褒める70%、叱る30%のバランスが必要である。
5W1Hで伝える習慣を持ちましょう
5W1Hとは、
Why:なぜ
What:何を
Who:誰が
Where:どこで
When:いつ
How:どのようにして
の単語です。
特に会議やカンファレンスで何かを決めるときは、5W1Hに合わせておくことをお勧めします。
例えば議題が、「医療ゴミの捨て方が雑になり、コスト高になっている。無駄のない廃棄法とスタッフへのルール化を決める」であれば、
「みんなで意識して気をつけよう!」のようなマインド的な取り決めはNOです‼️
Why:なぜ→「医療ゴミの捨て方が雑になり、コスト高になっている。無駄のない廃棄法とスタッフへのルール化を決める」
What:何を→無駄のない廃棄法、ルール化
Who:誰が→スタッフの休みも考慮し、2名の責任者に選出
Where:どこで→透析室内
When:いつ→○月○日までにマニュアル作成、○月○日に透析室スタッフ全体ミーティング実施、○月○日〜実行
How:どのようにして→責任者が作成したチェックリストに従って 責任者は医療ゴミの箱の重さを廃棄前に測定してチェックも行い、定着するまで方針浸透および改善ミーティングを繰り返す
上記の5W1Hで、ひとつでも未確定な部分があれば決めたことが円滑に機能しないばかりか、結局は誰も動かないという結末になってしまうリスクがはらんでいます。
余談ですが、このような取り組みを行うことで、医療ゴミを年間100万円削減することができた経験があります。
本日は、「コミュニケーション」についてまとめてみました。